自分は・・ 病
“危険なのは理解している。
でも、自分はそんな危険に遭遇することはないのではないか。”
こんな考えを持っている人、結構多いのでは? 自分もYESです!
自分はダイビングを趣味でやっていて、ダイビングの危険話とか色々と聞くけど、
恐らく自分は何とかなるのでは・・ と。
海外旅行に1人で行く時、周りの人からは「気をつけろ!」の声を連呼されるけど、
恐らく自分は襲われることはないだろう・・ と。
高速道路を車で走っていても、自分は事故に巻き込まれないだろう・・ と。
自分は、ストーカーの被害に合わないだろう・・ と。
自分は、大きな病気にならないだろう・・ と。
自分の家は地震で倒壊しないだろう・・ と。
自分はエイズにならないだろう・・ と。
あはは・・ 止らないや! 自分は・・ 自分は・・ 病が (笑)
この「自分は・・病」、やっかいなことに、
強い意識で日々実感しているものでなく、
なんとなーく的なものとして、自分の中で感じているという人が多いと思うんですよね。
そこがまた、落とし穴でして・・。
その なんとなーく さ が、スキを作り、油断を生み出し、
結果的に、時として最悪な結果になってしまうことがあるんだよね。
先日、イラクで拘束された3人 (何はともあれ、解放されて良かった)
そして新たに拘束された2人 (無事解放されることを願いたい)
この5人も、きっと 「自分は・・病」 に なんとなーく ヤラれてしまったのでしょう。
イラクでは自己責任を持った行動を取らなくては大変な危険に巻き込まれる可能性があること、
イラクのファルージャ近郊は、ここ数日の米軍の動きによって、治安が最悪な状況にあること、
あれだけの活動をしていた人達なだけに、彼らは十分に踏まえていたと思うんだよね。
しかし、「自分は・・病」によってとってしまった行動が、ご存知の結果にヽ(;´д`)ノ
この病の特効薬って何かないんですかね?
今回の事件を機に、ちゃんと探してみないと。
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