ポタリング【特急】~シリーズ「発祥地」(近代日本開国の地)
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※2009年6月27日保存
http://funatowato.com/selfpit/0407_2.htm
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今回からスタートのシリーズ「発祥地」。
いわゆる日本ではじめての○○の地とされる場所を愛車のびのび号で訪れてみようというもの。
まず最初は、近代日本開国の瞬間を迎えた歴史的な場所に行ってまいりました。
ささっ、今日も元気にポタリングぅ~ (日本大通りに埋まっているタイル様より v )
目指すは左!GoGo~
ほーい!到着ぅ。
今回は、【特急】なので、上大岡からノンストップでやってまいりました。
おっ、なんか船が来てるぞぉ~ ◎◎
すっかりお色直しした大桟橋のターミナル。
インターナショナルな雰囲気が漂っております。
デタ━━━━(゚___゚)━━━━!! ふじ丸
うえるかむう~
船の横顔って、意味もなく見つめちゃうんだよなぁ。
ん? 誰かいるぞぉ~
これこれ、オジさん、そんなところで釣りしちゃイカンよぉ~!
お疲れ様でございます。mm
ふじ丸劇場は、あんまり人気がないみたいです。
確かにこの暑さじゃ・・。
「おっといっけねぇ~、そろそろ出国手続きしないと・・」
くぅ~、大桟橋でこのセリフ言ってみてぇぇ!w
暗っ。でも、涼しいぃ。~_~
夏の避暑地 in YOKOHAMA 第一弾見っけ!
お~、立派な帆船模型が展示されている。 なになに・・
<展示プレート紹介文>
この模型帆船は、旧函館商船学校(明治12年開校)で
生徒の机上操帆訓練用教材として大正2年(1913年)に製作され、
展帆、畳帆や索具の取扱等を訓練し、
幾多の商船士官育成のため貢献した由緒ある船です。
昭和10年同校廃校に伴い、現在の函館水産高校に引き継がれ
日の目を見ないまま埋もれていたものを、
昭和56年社団法人・全日本船舶職員協会(全船協)の
創立50周年記念事業の一環として、海事思想の普及に役立たせようと譲り受け、
運輸省航海訓練所練習船「大成丸」で横浜港に運ばれました。
その後、全船協内に「北光丸」修復委員会が組織され船体補修の後、
横浜帆船模型同好会が艤装をおこない、復元の後、
社団法人横浜港振興協会に寄贈されたものです。
◎大型模型帆船 “北光丸” by 社団法人 全日本船舶職員協会さん より
http://www5b.biglobe.ne.jp/~zensenk/...
右手をご覧ください~、氷川丸とマリンタワーでございます。
左手をご覧ください~、ベイブリッジと奥に見えますのが鶴見つばさ橋でございます。
大桟橋からは、「これぞ横浜!」という光景に出会えますよ。(^^)
◎大さん橋国際客船ターミナル
http://www.city.yokohama.jp/me/port/general/terminalhome/
====== 大桟橋を後にして、いよいよ日本開国の地へ =====
今から150年前の1854年3月8日、鎖国していた日本に開国を求めて、
アメリカ東インド艦隊司令長官ペリーと率いる将兵達が横浜に上陸した。
ペリーらは、横浜に上陸する8ヶ月前の1853年7月8日、
三浦半島の浦賀沖に初めて姿を現し、開国を求めてきた。
その後、久里浜に上陸、当時のフィルモア大統領からの親書を幕府に渡し、
翌年にあらためて日本に来ることを告げ、わずか10日ほどで一度日本を去った。
そして、1854年3月8日に再来日。 その時の地が、横浜となったわけである。
2回目の来日時に、横浜(村)の応接所にて初の日米公式会談が行われ、
1854年3月31日、“日米和親条約”が締結された。
ペリー・横浜上陸の図 (ハイネ原画による石版画) ~横浜開港資料館・絵葉書より~
赤い矢印で指している木は、現在も同じ場所に存在しています。
こちらが、その木。 玉楠の木と呼ばれています。
横浜開港資料館の中庭に位置しており、現在も元気に茂っています。
日本に新たな光が注がれた瞬間を、この木は見ていたんですよね。
<展示プレート紹介文>
江戸時代から同地にあり、日米和親条約の締結は、
この玉楠の木の近くで行われたといわれている。
この玉楠の木は、大正12年の関東大震災によって幹の部分を焼失したが、
残った根から新たに芽が出て現在のものとなった。
いわば横浜の歴史をみつめた生き証人ともいえる。
こちらが横浜開港資料館。
横浜に初めて来られた時には、ぜひ最初に足を運んでみてください。(^^)
この日は、特別展「ペリー来航と横浜」をやっていたので、早速、足を運んでみました。
今まで見たことがなかった写真での黒船の姿や、当時の瓦版も見れ、満足でした。
◎横浜開港資料館
http://www.kaikou.city.yokohama.jp/
資料館内にある喫茶室ペリー!w
今度はここでポタ休憩をしてみようかな。
山下町の歩道には、横浜の歴史に関わる様々な絵タイルが埋め込まれています。
お嬢さん、ポタリング中でございます。 (ヤベっ、みのもんた口調になってきた。w)
横浜と自転車の関係も深い縁があるんですよ。
このあたりは、またいつか取材ポタしてみたいと思います。
====== 続いて、横浜港開港当時から今もその姿を残すある物のウォッチに! =====
こちらが・・例のアレです。 え? 開港当時からの?
ちゃいますがなぁ~お客さん! ここでちょっと休憩タイムっすよ。
ほら、アレです。アレ・・。
こっからですよぉ~、2人が入っていったのは。
ナナちゃんも、大胆だったなあ。
◎スウィートシーズン (我が愛しのナナちゃんと出会ったドラマでございます w)
http://hrcafe.at.infoseek.co.jp/sweetseason.html
このドラマで2人が隠れ家的に住んでいたのが、こちらなのであります。
====== そして、この建物の前が! =====
ペリーが横浜に来航してから4年後、日米修好通商条約が結ばれました。
そして、翌年の1859年、横浜港が開港。 その時、2つの波止場が作られました。
東波止場(イギリス波止場)と西波止場(日本波止場)でした。
東波止場は、その形から通称「象の鼻」と呼ばれるようになりました。
そして、この東波止場「象の鼻」が、
震災などで被害を被り、手を入れられてつつも、
当時と同じ場所に現在も存在するのであります。
こちらが、現在の象の鼻です。
上の絵と同じ位置に今もこうやって残っているなんて、不思議な感じでこざいます。
さぁ、ここからは象の鼻コレクションタイムです!w
それでは、続きましてアートごっこぉ~。
象の鼻周辺をモノクロワールドでクローズアップ!w
まりんたわ
隠居箱
小さん橋
開港ミラー
濱頭
象見物
表裏
===================================================
以上でございます。
今回は近代日本開国の地、その現場!ということで、足を運んでまいりました。
ここから、鎖国後の日本がスタートし、それまで日本には存在していなかった
多くの初物がここを通って日本に入ってきました。
一体、どんな初物が入ってきたのでしょう?
それにつきましては、また機会をみて、ポタリングしながらウォッチしてみたいと思います。(^^)
ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました。 mm
よこはまへうえるかむう~ w
お決まりの記念撮影。 象の鼻をバックに。 カシャッ! ◎◎
■ お土産 ■
絵葉書:神奈川県立歴史博物館蔵 / 亜米利加船渡来横浜之真図[部分]
絵葉書:神奈川県立歴史博物館蔵 / 黒船の図
入館券:横浜開港資料館
絵葉書:神奈川県立歴史博物館蔵 / ペリー像
絵葉書:横浜港大桟橋 / 明治末から大正初期 トンボヤ製 (横浜開港資料館にて購入)
絵葉書:横浜港大桟橋 / 明治末から大正初期 トンボヤ製 (横浜開港資料館にて購入)
横浜開港資料館の土産入れ袋
大さん橋国際客船ターミナル内土産屋の袋とじシール
ピンズ:ベイブリッジ (大さん橋国際客船ターミナル内土産屋)
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
疲れ様でございました。
素晴らしい観光案内ですね。
横浜に行きたくなったというか、行った気になりました。
神戸もそうですが、作ろうと思っても作れない街ですよね。あの雰囲気は、歴史があるからこそ。
その歴史とは(出国手続きとも)無縁の私なのに、なぜかその気になって、気がつけば中華街で買った肉まんを家で食べるわけですな、夕食代わりに (^^;
投稿: jinx | 2004.07.05 18:55
ステキですね〜。
私もすっかりヨコハマをチャBLOGした気分♪
道に埋まってるタイルさんたちもかわいいですね。
100年前と同じ場所に、同じ木が生えているなんてビックリ。
釣りをしているおじさん(???)もアクロバティックで...。
私も同じチャリを今日注文しちゃいました。
夏休みにそれでしまなみ海道越えを狙ってるんですけど、
いけそうですかね?
投稿: micio | 2004.07.05 19:45
横浜入魂レポート素晴らしい!
自分もよく行くコースですよ~
大桟橋のデッキにあるカフェのチェア(写真に写ってる)
めちゃ座りごこちいいよー、座りました~?
たま~にノホホンと横浜港を見つめてる誰かに会うかも。
投稿: taka | 2004.07.05 19:56
象の鼻の話は初めて知りました。
おもしろかったっす!
投稿: nicenature | 2004.07.05 21:40
今回もまた堪能させて頂きましたよー ヽ(´▽`)丿
古地図に載っていた町並みが、いきなり今のような近代化された建物群になったわけじゃない、っていうのがよーく分りました。
象の鼻。 昔の人は粋だなー。
青い横浜には白い船が似合いますねー。
あ、のびのび号も白いやw
投稿: hi/low | 2004.07.05 23:40
パノラマ写真がいいですねえ。
船の絵タイルも素敵!
潮風の中、横浜ポタリングもオツだなぁ。
投稿: タツヤ | 2004.07.06 01:03
横浜は何度か行ってるんですが、こうやって見ると
歴史ある街なんですねぇ。
昔の面影って無いもんだと思ってましたが、自転車で
まわるのも良いですね。
σ(・_・)ののびのび2号を横浜へ持ち込むかな(^^♪
投稿: kent | 2004.07.06 02:22
皆様、コメントありがとうございます(^^) mm ペコリ
<jinxさん>
『作ろうと思っても作れない街・・』
横浜をそう言っていただけて、なんだか市民としては誇りに感じます。
今度、人に横浜を紹介するときに、ちょっとこの表現使わせてもらおうかな(^^)
あは、jinxさんも中華街の肉まん晩飯にしてますか。
自分も晩飯肉まん2個!あります。w
いつか、多摩川の土手で肉まんホジるの、実は夢なんですよ。ハハハ
<micioさん>
最近のデジカメ、解像度いいんで、
あのタイル写真をシールプリントして、100円ショップの白タイルに貼れば
あっという間に自家製横浜タイルが作れますよ!w
釣りオジさん、結局、何をしていたのか不明でした。mm
え? YAMAHON買ったんですかあ~(^^) およよ・・
夏のしまなみ越えですか、いいなあ! 自分、春に尾道行ったんですよ。
<takaさん>
えええー あのチェア座れなかったですよぉ mm
ううう、行く前に教えてもらうんだった。(涙)
そんなに座りごこちが? 絶対にまた座りに行こう!
でも、絶対、あそこに座ったらビール飲みたくなりますねえ。
近くに水上警察本部あるけど、まあいいっかw
takaさんのところにはブーブークッションを仕掛けておきますので、あしからず。v
<nicenatureさん>
nicenatureさん、競馬好きですか?w
いつも名馬ナイスネイチャーを思い出してしまいます。
ぶぶっ、話がソレスギました。
都会的な雑誌では、表紙に「象の鼻特集!」なんて、
イメージ的に紹介できないのかも(爆)
といいつつ、今、赤レンガの近くに象の鼻パークを建設予定なんで、
そのうち、メディアでも取り上げられること 間違いない!(by長井)w
<hi/lowさん>
古地図の中で歩いていた人達に、今の横浜の姿を見せてあげたいですよ。
びっくらするだろうし、説教されるかもしれません。w
本当、昔の人がつけた色々な地域の名って粋ですよねぇ。
そうなんですよー! 青い横浜には白い船が似合うのに、
ペリーさんは、黒い船で来られました。気が利かないお方です。w
はは、そです、のびのび号も白いです。 白馬なのです。
だから、乗っている自分は王子なのです。 なのに世の女性陣は・・mm
<タツヤさん>
横浜ポタ、オツですよぉ~
しっ、しかしですよ!
カメが出た舎人公園には、完敗感が抜けない今日この頃ですよ!
くっ、悔しいぞぉ~ おーい、カメぇ、横浜も歩いてくれぇ~。w
船の絵タイル、実はシミが沢山ついていたので、
Photoshopで、黒いシミを白くしちゃいました(爆) 修復ですよ 修復!v
<kentさん>
横浜って、最近は みなとみらいばかりが注目されちゃっていて、
観光客の方も、横浜=みなとみらい のイメージが強い人の方が増えてしまっているようで、
ちょっと残念なんですけどね。 まあ、時代の流れですかね。
まだまだ、昔の面影、隅の隅に隠れてますので、
この夏、クワガタ探しのような感じで、お楽しみに来られてみては!w
おぉ、のびのび2号! kentさんにも愛車が? 気になる。。
投稿: nohito | 2004.07.06 13:55
横浜特急ポタお疲れさまでした!
横浜は見所がたくさんあって楽しそうだなぁ。
いつか輪行で行ってやる~
僕的にはぺりー上陸の時の木が、いまだにあるってのにいたく感動いたしました
投稿: ina | 2004.07.06 15:28
ちょうど今日、仕事の休憩時間にinaさんの「見沼代用水から柴又」見てました。v
inaさんのところは、本当に水路天国ですね。うらやましい限りですよお。
ひよこの故郷にはビックリしましたが。w
輪行と言わず、そのままポタリングで横浜まで是非!(笑)
最近、湘南新宿ラインができたので、自分も埼玉方面、輪行してみようかなあ。
投稿: nohito | 2004.07.06 21:58