添乗員の記憶 #001 / 添乗員になる前の話
大学時代、将来は、
“本当に旅が好きな人に役立つような旅の本を作る仕事をやろう!”
ということを決意し、その夢に向かって、頑張っていました。
で、旅の本を作るには、
“とりあえず旅人の現場をもっと見なくては!”
と思い、卒業後は旅行会社に就職する道を選びました。
・・が、第二次ベビーブームのうちらは、
就職超氷河期の時代。
ましてや、イメージ的に好印象な旅行業界は大人気。
なかなか内定がもらえませんでした。
そんな中、何とか1社、4年の夏休み前にギリギリ内定をもらえ、
結局その会社に就職することを決めました。
大学卒業後、夢を大きく抱きながら、
晴れて、その旅行会社から社会人デビューをしたのでした。
しかし・・、
3ヵ月後の7月、退職しました。w
自分が求めていた道と全く違う業務内容だったのです。
旅人の現場と接することのない、
旅行会社に旅行素材を卸すための旅行会社だったのであります。
若すぎておバカでした。
内定を取ることばかりに夢中になっていて、
やみくもに旅行会社の入社試験を受け、
その中でたまたま決まった旅行会社に勢いで入ってしまっていたのです。
その会社がどんな業務内容なのかも、ロクに調べずに・・。
いつの間にか、夢をかなえるための就職のはずが、
就職活動を終わらせるための就職になってしまっていたんですね。
ということで、あらためて目が覚め、
今度こそ、旅人の現場と接することができる業務を行う会社を真剣に探し、
退社後1ヶ月、運良く、旅行会社ツアーの添乗業務を専門に行う会社へ
再就職できたのでありました。
この時から、嫌というほど、
旅人の現場を知るハメになるわけです。w
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
あぁ・・・なんだか、自分の就職活動の苦労を、まざまざと思い出してしまいましたよ(^^;;;
望んでいたのとまるで違う業界(会社)への就職を・・・
まぁ 今となってはそんな事も良い経験です(ホントに??)
投稿: yukari | 2004.12.04 04:32
あっ、yukariさんも 超氷河期族だったわけだよね。
そそ、今となっては、ちょっと狂った進路も
良い糧になりますやね。
これからも、今やっていることが、
常に糧になるように頑張っていきやしょう!v
投稿: nohito | 2004.12.04 08:00