近鉄 420系[6421系] / 大井川鉄道

静岡県・新金谷駅付近にて平成19年9月に撮影

静岡県・新金谷駅付近にて平成19年9月に撮影

静岡県・新金谷駅付近にて平成19年9月に撮影
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6421系電車とは、近畿日本鉄道 (近鉄) が
1953年に名古屋線の特急専用車として製造した電車の総称である。
1950年代の近鉄名古屋線を代表する優等車両であったが、
のち1960年以降の後続系列出現に伴って急行・普通列車運用に転用された。
現在の近鉄路線は、南大阪線系統や伊賀線・養老線・内部線・八王子線を除いて
線路幅 (軌間) が1435mmの「標準軌」となっているが、
名古屋線は建設時の経緯などから1959年まで1067mm幅の狭軌であり、
1435mm軌間の大阪線・山田線系統とは直通運転ができなかった。
このため大阪線と名古屋線は1950年代までそれぞれの軌間に合わせた
専用設計の車両が投入されてきた。
また直通乗客は、大阪線と名古屋線の結節点である
伊勢中川駅での乗り換えを強いられた。
1947年に現在の近鉄特急網の起源となる名阪特急が運行を開始した当初、
大阪線では旧参宮急行電鉄
(通称「参急」、大阪線桜井駅以東・山田線・名古屋線江戸橋駅以南を建設)
からの引き継ぎ車2200系(1930年~1941年製造)、
名古屋線では関西急行電鉄(通称「関急電」、名古屋線桑名駅以東を建設)からの
引き継ぎ車モ6301形(1937年製造)をそれぞれ整備して投入した。
しかしこれらはいずれも、戦前に製造された一般車を改良した程度のものであったため、
復興が進むにつれて新造車両の投入が望まれるようになった。
1953年に伊勢神宮の「式年遷宮」が行われることになったため、
それに合わせて登場したのが大阪線・山田線用の2250系と、
名古屋線用の6421系であった。
名古屋線近鉄名古屋駅-伊勢中川駅間での特急運用に投入され、
平坦な伊勢湾岸で高速運転を行った。
1955年までの増備によって、名古屋線主力特急車としての地位を確立する。
また1957年には2250系とともに車内冷房・公衆電話・シートラジオ受信機が
取り付けられるなど、全国に先駆ける画期的なサービスも始められた。
しかし1960年以降、10100系(ビスタカーII世)・10400系(旧エースカー)などの
後継車両が増備されるに伴い、本系列の運用の場は狭まり、
同年にモ6424~26・ク6574・75、サ6531の6両がまず2扉のまま
ダークグリーン塗装化されて特急運用を離脱した。
更に1963年には11400系(新エースカー)が登場して残り6両も特急運用を離脱、
冷房装置など特急用設備も取り外されて一般車となった。
1984年には近鉄支線区における形式番号の振り分け変更により、420系となった。
この改番により、後に登場する南大阪線6400系に車番を明け渡すこととなる。
1992年から1994年に全車が運用を離脱して廃車となったが、
1編成(モ421-ク571)は大井川鐵道へ譲渡され、
旧・近鉄特急色に塗装された状態で現存している。
しかし、ヘッドライトは2灯のままであり、側面は3扉のままであるため、
特急車時代とは趣が異なっている。
2005年頃から大井川鐵道内の車両の近代化が急激に進み、
吊り掛け駆動方式の車両が大量に廃車・解体されてしまったため、
この車両は現在では同線で唯一の吊り掛け駆動方式の非冷房車になってしまった。
このため予備車扱いとなっており、運用に就く機会は少ない。
(Wikipediaより)
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