小さな土壙墓群 津山・美作国府跡
2007年9月21日:山陽新聞より
岡山県教委が22日に現地説明会を開く美作国府跡(津山市山北)で、
弥生時代の土壙墓(どこうぼ)=地表面を掘った墓=群が
発掘担当者らの間で話題を呼んでいる。
12基がかたまって出土したが、なぜか長さ1メートル以内の小さなサイズばかり。
子どもの集団墓地などの可能性を考えながらも「なぜだろう」と首をひねっている。
土壙墓は住居跡など集落の一角とみられる場所で出土。
中に木材の痕跡が黒っぽく残り、木棺を使っていたことがうかがえる。
一緒に出土した土器片から年代は弥生時代中期(約2000年前)と推定できたが、
人骨など墓のサイズの謎解きにつながるものは残っていない。
大人が埋葬された土壙墓は通常2メートル程度の長さ。
死産率や乳幼児死亡率が高かった弥生時代、
子どもだけの墓地があっても不思議ではない。
だが発掘を担当する県古代吉備文化財センターの澤山孝之主任は
「子どもの墓と考えるのが妥当だが大人の手足を折り曲げて
小さな墓に埋葬している例もある」と慎重だ。
◎Google検索「津山・美作国府跡」
http://www.google.com/...
