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2007.10.22


大谷遺跡で大小のシカ彫った土器片が出土 

鳥取県米子市教育文化事業団は十八日、同市大谷町の
大谷遺跡(縄文-弥生時代)から、大小のシカをモチーフにしたとみられる
弥生時代後期の絵画土器の破片一点が出土したと発表した。

絵画土器の発見は同市内で三例目だが、
複数のシカを彫った土器の出土は県内では初めて。

弥生時代中期の水田跡も二十区画以上見つかっており、
大谷遺跡が二百メートル東側の目久美遺跡と連なり、
現時点では山陰最大となる十ヘクタール規模の
水田が広がっていた可能性も出てきた。

大型のつぼの破片とみられる絵画土器は、
弥生時代後期の水路から発見され、縦十一センチ、横六センチ、厚さ一センチ。

左側には小型の四本足の動物が彫られ、
右側の絵は大半が欠けてはいるが、
大阪府の瓜生堂(うりゅうどう)遺跡から出土したシカの線刻のある土器と似ており、
シカの首と足の部分とみられるという。

絵画土器の発見はこの地域で農耕儀礼が行われていたことを裏付ける。

大規模集落遺跡から出土することが多いため、
大規模水田跡が発見された目久美遺跡から、水路を伝って流れてきた可能性もある。

また、今回の調査では四-十メートルのあぜに囲まれた
二十五-六十平方メートルの大きさの水田跡も見つかった。

水田跡は目久美遺跡と同じ時期に川砂で埋没しており、
弥生時代後期に洪水があったことが判明。大谷・目久美の両遺跡が
一連の遺跡であることを想像させる。

◎日本海新聞 2007年10月19日
  http://www.nnn.co.jp/...

◎Google検索「大谷遺跡」
  http://www.google.com/...

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