縄文人も大豆作り 弥生説より千年前
「畑の肉」とも言われ、日本人の食生活に深くかかわる大豆。
その栽培開始が、定説とされていた弥生時代前期より1000年以上古い、
縄文時代後期の中ごろ(約3600年前)までさかのぼるという研究結果を、
熊本大学埋蔵文化財調査室の小畑弘己准教授(47)らがまとめた。
一般に「縄文時代は狩猟・採集の生活」と言われてきたが、近年の研究で、
キビやヒョウタンなどの植物を栽培していたことははっきりしてきた。
大豆栽培の痕跡は、縄文人の食生活が、従来考えられていたより、
さらに多様で豊かだったことを示唆する。
小畑准教授らは昨年、穀物を食べるコクゾウムシの痕跡が、
縄文時代後期中ごろの土器に残っていたことを調べ、
大麦や稲の栽培が九州で始まっていた可能性を指摘した。
「大豆も同じころ、大陸から入ってきたのでは」と推測している。
◎asahi.com 2007年9月24日
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