五歩市遺跡で竪穴住居10棟を発掘
石川県埋蔵文化財センターは三十一日、白山市五歩(ごぼ)市町の五歩市遺跡で、
大型の竪穴住居など弥生時代後期から古墳時代前期の集落跡や
鎌倉から室町時代の集落跡が、良好な保存状態で確認されたと発表した。
当時の建物構造や集落の様子などを解明するための貴重な史料になりそうという。
弥生後期から古墳前期の集落跡では、長軸で十一メートルの大型竪穴住居を中心に
集落跡が広がる保存状態が良い形で見つかった。
このほか弥生土器つぼ、高坏(たかつき)、器台などの遺物も出土しており、
現地説明会の際に十数点まとめて展示される。
五歩市遺跡は、JR松任駅から東へ約一キロ離れた北陸線沿の田んぼにあり、
弥生から江戸時代までの集落遺跡。
今回の調査対象は約一万二千四百平方メートルで、
弥生後期にはすでにこの地域に人々が暮らし始めていたことが確認されたという。
◎中日新聞 2007年11月1日
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