西ノ丸遺跡で弥生の環濠集落
鹿屋市串良町の西ノ丸遺跡で、集落を外敵から守るために掘られたとみられる
弥生時代中期(約2000年前)のV字形の溝が見つかった。
溝の周辺で弥生時代中期から古墳時代の竪穴住居跡が約40基確認されており、
環濠(かんごう)集落であったと思われる。
同市教育委員会によると、環濠集落としては大隅半島で初めてとなる。
溝は深さ1.5メートル、幅は最大で2.5メートル。
琉球大学が9月に地下レーダーで調査、
集落の周りを円を描くように掘られていることが分かった。
溝の中からは、かめやつぼなど1万点を超える弥生時代中期の土器が出土している。
ほかに管玉などの装身具や石鏃(せきぞく)も見つかった。
同市教委は、はぎ取ったV字溝の断面を、出土品の一部とともに
串良歴史民俗資料室(くしらふれあいセンター内)に常設展示している。
◎南日本新聞 2007年10月22日
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