南蔵本遺跡で弥生の「飾り弓」が出土
県立中央病院改築工事(08年着手予定)に伴う事前調査で、
徳島市南蔵本町1の南蔵本遺跡を発掘調査していた
県教委と県埋蔵文化財センターは12日、
弥生時代前期の木製の「飾り弓」が見つかったと発表した。
飾り弓(全長116センチ)は、150センチほどの弓の上部分。
細い樹皮を巻いた装飾が2~7センチ間隔で計10カ所以上あり、
全体に黒い漆が塗られている。
先端には、弦を巻いた木片を詰めたとみられる穴(直径約5ミリ)が2カ所空いている。
実際に使うと折れてしまう硬い素材で、細工が凝っているため、
狩猟の成功を祈ったり、自然の恵みに感謝する祭りで使われたとみられる。
弓は縄文時代から狩猟道具として使われ、近くの庄遺跡でも
実用の弓3点が見つかっているが、飾り弓の出土は県内初。
同センターの近藤玲主任研究員は「これだけ手の込んだ細工から、
当時の木材加工技術の高さがうかがえる」と話している。
◎毎日新聞 2007年12月13日
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◎Google検索「南蔵本遺跡」
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