特異小惑星2007TU24が地球付近を無事通過
2008年1月29日、特異小惑星2007TU24が地球に危害を及ぼすことなく
無事通過しました。
カシオペア座とペルセウス座の境界付近を通過し
地球最接近時の距離は月までの距離の1.4倍の約55万km。
大きさはさし渡しおよそ250mと考えられています。
今回、地球の陸地に衝突したとしたら
マグニチュード7クラスの地震を引き起こし、都市大のクレーターが残っただろうと、
もし海に衝突していたら、巨大津波を引き起こしていただろうと考えられています。
実は、この小惑星が発見されたのは3ヶ月前の2007年10月でした。
このことは、地球に危険をもたらす特異小惑星が私たちの太陽系に
検知されることなく、潜んでいるかもしれないことを示しています。
それらはかなり微光で、かなり速く動くことから検地が困難なのが現実です。
写真は1月28日のもので、
プエルトリコにあるアレシボ電波天文台が送出したレイダーが
特異小惑星2007TU24によって反射され、
アメリカ国立電波天文台が所有する世界最大の可動式の電波望遠鏡
ロバート・バード・グリーンバンク望遠鏡によって記録されたものです。
IMAGE DATA © Green Bank Radio Telescope, Arecibo Radio Telescope
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