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2008.03.17

垣内遺跡で兵庫県内最古の鉄器工房か

淡路市黒谷・五斗長(ごっさ)地区の「垣内(かいと)遺跡」を発掘調査した
淡路市教委は二十七日、見つかった弥生時代後期前半(五〇-一二〇年ごろ)の
竪穴住居跡一棟が「鉄器の工房跡の可能性が高い」と発表した。

弥生時代後期後半(一二〇-二一〇年ごろ)の
本位田権現谷A遺跡(佐用町)で確認済みの工房跡をさかのぼる、
県内最古の発見例とみられる。
専門家は「淡路が西からの鉄器製作技術の伝来ルートでは」と注目する。

垣内遺跡は、標高約二百メートル、播磨灘から約三キロの丘陵にあり、
市教委が昨年五月中旬から約一ヘクタールを発掘調査。
同時代の竪穴住居跡六棟を確認した。

市教委によると、うち直径約九メートルの一棟で、鏃(やじり)など鉄器五点
▽砥石(といし)二点▽金属をたたく用途の石六点-が出土。
床に強い火をたいたことを示す赤茶色の焼け跡が五カ所あり、
鉄器加工製作用の「半専業的な工房跡の可能性がある」という。

日本考古学が専門で、調査を指導した芦屋市教委文化財担当主査
森岡秀人さん(56)は「近畿地方の鉄器工房跡は、
弥生時代後期後半以降が中心。
鉄器製作の先進地である九州・中国四国地方から技術が広がる際、
淡路が伝来ルートとなった可能性を示しており興味深い」と話している。

◎神戸新聞 2008年2月28日
  http://www.kobe-np.co.jp/...

◎Google検索「垣内遺跡」
  http://www.google.com/...

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