西野遺跡群で銅矛の再加工品が初出土
高知県香南市の西野遺跡群で、弥生時代の祭りの道具である銅矛の芯の一部を再加工し、
棒状にした青銅器が出土し、同市教育委員会が14日、発表した。
銅矛の再利用例は国内初という。
鑑定した愛媛大の吉田広准教授(考古学)は
「祭祀用だった銅矛を剣として再利用した可能性が高い。
祭器の使い方を考える上で貴重な史料だ」としている。
市教委などによると、青銅器は全長13・8センチ、幅2・2センチ。
銅矛の芯に当たる盛り上がった部分を利用、片方の端に直径約5ミリの穴が開けてあった。
穴の周辺には磨いた跡も残っていた。
木などの柄を付けて剣などの武器として利用したか、
銅鐸を鳴らすために内側にぶら下げて使用した可能性もあるという。
銅矛は1世紀ごろに九州北部で鋳造され、3世紀初めごろまでに再加工されたらしい。
西野遺跡群では、これまでに土器など計約15万6000点が出土。
青銅器は竪穴住居跡から見つかった。
15日から県立歴史民俗資料館で展示される。
◎共同通信 2008年8月14日
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◎Google検索「西野遺跡」
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