福岡・大保横枕遺跡で弥生前期の二重環濠
小郡市教委は17日、同市大保の大保横枕(おおほよこまくら)遺跡から、
周囲に二重の堀をめぐらした弥生時代前期の二重環濠(かんごう)跡が出土したと発表した。
二重環濠は、福岡市の那珂遺跡など各地で見つかっているが、
環濠全体が発掘できたのは全国で初めてという。
堀はだ円形で、外側の堀の円周は約250メートル、
南北の幅88メートル、東西の幅79メートル。
内側の堀は南北61メートル、東西54メートル。
どちらの堀も幅約2.5‐4メートル、深さ約1‐2メートルのV字形に掘られている。
二重環濠は、堀の内側に設けた住居や食料倉庫を
野獣などから防衛するために掘られたとされる。
大保横枕遺跡の二重環濠の内側や周辺には、
住居や食料を保管した「貯蔵穴」が複数発見されており、
小郡市教委は今後、住居や貯蔵穴の年代を特定し、環濠との関連を調べるという。
九州大名誉教授の西谷正氏は
「環濠全体を初めて発掘でき、当時の集落の全容を解明するための
貴重な史料となる」と話している。
◎西日本新聞 2008年9月18日
http://www.nishinippon.co.jp/...
◎Google検索「大保横枕遺跡」
http://www.google.com/...
