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2008.09.25

黄泉比良坂 <古事記散策>

死者の国(黄泉の国)と現世(葦原中国)を結ぶ路。

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太古の日本には黄泉路が存在し、黄泉比良坂(よもつひらさか)で、
葦原中国とつながっているとされる。

イザナギは死んだ妻・イザナミを追ってこの道を通り、
一般的には根の国と同一視される根の堅州国(ねのかたすくに、
現;島根県安来市を中心とした地域。島根の語源とも。
黄泉比良坂は安来市の隣、東出雲町と比定されている。)、に入ったという。

ところが妻との約束を破り、あんなに美しかった妻が
うじ虫に食われたように変わり果ててしまったのを見た
イザナギがイザナミに恐れをなし、
黄泉の国から帰ってくる場面が以下のように表現されている。

逃來猶追到黄泉比良坂之坂本時
(逃直至現世黃泉根國之界 名黃泉比良坂時とする本あり)

逃げ来るを、猶ほ追ひて、黄泉比良坂の坂本に至りし時

口語訳では「(イザナギが)逃げるのを、(イザナミは)まだ追いかけて、
(イザナギが)黄泉比良坂の坂本に着いたとき」となるが、
この「坂本」は坂の下・坂の上り口を表している。

それゆえに、イザナギは黄泉比良坂を駆け下りてきたということが示唆される。
すなわち、黄泉の国は必ずしも葦原中国に対して地下にあるわけではないと分かる。

この時、追いすがる妻やその手下の黄泉の醜女(しこめ)達を退けるため、
黄泉路をふさいだ大石を、道反の大神(ちがえしのおおかみ)といい、
この世に残った黄泉路の半分が、伊賦夜坂(現在の島根県東出雲町)とされる。

そしてさらにその場にあった桃の木から実をもぎ取ってを投げつけることで
黄泉の醜女を追い払っており、
このときの功績によって桃は「オオカムスビノミコト」という神名を賜り、
「これからも(今私にしてくれたように)困った人を助けておくれ」と命じられた。

また、黄泉の地が熊野であるとする説から、
根の国も熊野にあるとする考えもあるが、
記紀、出雲風土記のそれぞれを比較すると
出雲にあったとする考えがもっとも有力である。

少なからぬ学者が、黄泉の国は地下にあるものと考えているし、
現在では一般にそう受け取られている。
しかし、死者の世界が地下にあるということは、
漢語の黄泉の意味から来たことであり、本来の日本の考えに即さない。

黄泉とは単純に根の国の地名を指し、
鳥取県米子市夜見町から黄泉平坂のある
島根県八束郡東出雲町の間にあった土地と言う説が有力であり、
それをうらづけるような早期ながら規模の大きな方形の古墳群が
近隣に存在し(安来市造山古墳)、素環頭大刀などのような
天叢雲剣を髣髴させる鉄刀なども出土している。

なお道反の大神は道祖神として、日本各地に祀られている。

出雲地方がヨミの国と目される最大の理由は、
同地方が日本列島において太陽の沈む地域と目されることがあげられる。
これは、畿内地方の南天に対しての事柄で記紀の伝承にも合致するものとなる。

(Wikipediaより)

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Podcast「古事記物語」さん 第2回:女神の死(2)

Podcast「古事記物語」さん 第3回:女神の死(3)

http://eureka-i.jp/f/kojiki/

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◎Google検索「黄泉比良坂」
  http://www.google.com/...

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【古事記・日本書紀 Podcasting】
(1)概要紹介
(2)天地開闢・国産み・黄泉の国
(3)黄泉の国・天照大神の誕生
(4)天の岩屋
(5)八岐大蛇
(6)スサノオノミコトと牛頭天王、蘇民将来
(7)因幡の白兎 八上媛
(8)根堅州国 須勢理媛
(9)大国主神の国づくり

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