群馬・上中居遺跡 青銅鏡破片「破鏡」が出土
高崎市教育委員会は二十二日、同市上中居町の上中居遺跡から
五世紀初め(古墳時代中期)の青銅鏡破片「破鏡」が出土したと発表した。
中国で作られ、国内で意図的に割られたとみられる破鏡が発掘されたのは、
栃木、茨城両県を含む北関東では初めて。
市教委は「ペンダントのようにして、祭祀(さいし)に用いられたのでは」と推測している。
市教委によると、九月中旬に区画整理に伴う調査で出土。
幅約七十センチ、深さ約十センチの溝から勾玉(まがたま)などとともに発掘された。
破鏡は最長十一センチ、最大幅三・五センチ、厚さは最大五ミリ。
全体は直径一二・八センチの円形だったとみられ、円の外側に当たる。
この青銅鏡は「三国志」と同じ二世紀ごろ(後漢時代)の
中国で作られた可能性が高く、その後、運ばれた西日本で割られたらしい。
破鏡は摩耗している上、小さな穴を開けたような痕跡があり、
地域の有力者がペンダントのように持った可能性がある。
市教委は「破鏡が見つかった溝は農耕用の水路だろう。
祭祀に使われる勾玉なども出たため、
破鏡は水に関連する祭祀に利用された」とみている。
◎東京新聞 2008年10月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/...
◎Google検索「上中居遺跡」
http://www.google.com/...
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