« 福井・大町田遺跡 敦賀では初、弥生期末の集落跡 | トップページ | 和歌山・西飯降2遺跡 鹿の絵画土器片 6点出土 »

2008.12.13


沖縄・南城市玉城の武芸洞 洞穴から石棺墓、県内で初出土

南城市玉城の武芸洞で、
縄文時代晩期から弥生並行時代(約二千九百年前から二千年前)
のものとみられる箱式石棺墓が二十七日までに出土した。
大人と子どもとみられる人骨がそれぞれ一体見つかった。
同式の墓は県内で十基以上確認されているが、洞穴内では初めて。
港川人の居住跡の発見に向け調査を続けている
県立博物館・美術館が同日、公開した。

武芸洞は、おきなわワールド敷地内にあり、
発見された墓は洞穴入り口近く。
琉球石灰岩が縦二メートル余、横約八十センチの大きさで並べられた中に、
大人の人骨が確認された。

洞穴の別の場所では、崖葬墓から四体以上の人骨が出土。
爪形文土器を含む土器片約四十点、貝殻、イノシシの骨、炉跡も発掘した。
南部地域で爪形文土器が出たのは初。

武芸洞は東西にそれぞれ入り口があり、長さ約二十五メートル。
内部は約七百平方メートルの広さ。
くぼ地に位置し、雨や風が入りにくく、住居に適していたとみられる。

現場を確認した知念勇さん(恩納村博物館長)は
「洞穴内での発見はたいへん興味深い。港川フィッシャー遺跡から近いので、
今後の調査で港川人の居住跡が見つかることを期待したい」と話した。

箱式石棺墓は九州一帯で多く確認されている。

◎沖縄タイムス 2008年11月28日
  http://www.okinawatimes.co.jp/...

◎Google検索「武芸洞」
  http://www.google.com/...

弥生時代 2008 |