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2008.12.13

福井・大町田遺跡 敦賀では初、弥生期末の集落跡

福井県敦賀市羽織町の大町田遺跡で、
弥生時代末(約1800年前)から
古墳時代初頭(約1750年前)の9つの住居跡や、
かめ、つぼの破片などが出土し、同市教委は26日、報道陣に公開した。
この時期の集落跡が見つかるのは、同市では初めて。
同市教委文化振興課の中野拓郎学芸員は
「遺跡がある中郷地区は当時、人口密集地だったことが分かる。
空白の時期を埋める貴重な発見」としている。

新中郷公民館建設に伴い、
同市教委は5月から建設予定地の西側約2500平方メートルを発掘調査していた。

今回見つかったのは、竪穴住居跡など9の住居跡と、
煮炊き用のかめや貯蔵用のつぼ、高坏(たかつき)などの食器の破片数万点。
住居跡は最大で約7メートル四方で、発掘エリアだけでも
数十人規模の住人が住んでいたと推定される。
また色合いや形状から近江や東海製の土器の破片も混じり、
遠隔地との交流もうかがわせている。

同遺跡の東約300メートルには、
弥生時代中期(約2000年前)の吉河遺跡があり、
南東約300メートルには古墳時代前期(約1700年前)の
明神山1号墳が存在している。

この間の空白時期を埋める発見となり、
中野学芸員は「山側の吉河から集落ができ、
平地へ定住が拡大していったとみられる」と分析。
「かまど跡は見つかっていないが、
弥生時代以降の生活ぶりが推察できる」と話している。

発掘調査は12月中に終了する予定。
新公民館は来年度中に着工し、2010年度秋の完成を目指す。

◎福井新聞 2008年11月26日
  http://www.fukuishimbun.co.jp/...

◎Google検索「大町田遺跡」
  http://www.google.com/...

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