京都府・木津城山遺跡 尾根上に外敵防ぐ深い溝
京都府埋蔵文化財調査研究センターは9日、
弥生時代後期の木津城山遺跡(木津川市木津片山)で、
尾根上にあった集落の北端を区切る長さ50メートルの溝が
見つかったと発表した。
戦乱の時代に、外敵からの防御性を高めていたとみられる。
同遺跡は、JR木津駅東側の城山(106メートル)で、
山城地域を見渡せる山上にある南北300メートル、
東西130メートルの高地性集落跡。
昨年10月から尾根の北側などを発掘調査した。
この結果、竪穴式住居跡が、標高96メートルの等高線上に
隣り合って並ぶ4基を含む計6基みつかった。
溝は、そのふもと側から見つかった。幅は3-5メートル。
深さは、ふもと側から見ると、まず50センチほど落ち込み、
急な斜面を2-3メートルはい上がらないと住居側にたどり付けない仕組み。
また、室町時代に木津城の主郭(しゅかく)があった
城山山頂の北西約50メートルで、尾根筋を分断する堀とみられる
幅4・6メートル、深さ2メートルという大きなV字溝の跡も検出された。
調査を担当した同センターの松尾史子調査員は
「弥生後期と室町時代という戦乱の時代に、
ただでさえ外敵を防ぎやすい山の上で、
防御性をより高める工夫が行われていた」と話す。
◎京都新聞 2009年2月9日
http://www.kyoto-np.co.jp/...
◎Google検索「木津城山遺跡」
http://www.google.co.jp/...
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