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2009.03.14

奈良県・大福遺跡 木製よろい出土

奈良県桜井市の大福遺跡で、
溝跡から弥生時代後期後半(2世紀後半)の木製よろいが見つかり、
市教育委員会が4日、発表した。

文様や彩色がない質素で実用的な造り。
これまで国内で約15例確認されている弥生時代の木製よろいのうち、
残存状態は最良といい、当時の武具の様子を知る貴重な資料となりそうだ。

よろいはトチノキ製で、前側の左右2枚、背中側の1枚を
革ひもなどで結んで装着する構造。
右前は大半が残り、縦27センチ、横21センチ、厚さ4-7ミリあった。
左前は脇下の一部、背中側は左半分が見つかった。

出土した部分は全体の約6割に当たり、
本来は縦36・5センチ、横約40センチだったとみられる。

全面に多数の小穴があり、水平方向にひもを通して補強したか、
色の付いた糸で飾っていたようだ。
実際の戦闘で付いた傷はなかった。

中国の歴史書「魏志倭人伝」は当時の日本の状況を「倭国乱」と記している。
しかし、実際には防衛機能を持つ高地性集落などが衰退。
市教委は「戦乱は終息に向かうが政治的な緊張は続いたようで、
よろいは戦への備えだったかもしれない」としている。

◎共同通信 2009年3月4日
  http://www.47news.jp/...

◎Google検索「大福遺跡」
  http://www.google.co.jp/...

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