福島・桜町遺跡 3種類の周溝墓を発見
福島県教委は14日、湯川村の桜町遺跡の発掘調査で、
形状の異なる3種類の周溝墓(しゅうこうぼ)を発見したと発表した。
弥生時代後期(2~3世紀)の遺跡から
複数の形状の異なる周溝墓が見つかる例は国内でも少ないという。
周溝墓は古墳よりも規模が小さく、溝に囲われた墓の呼び名。
本年度は約1万2000平方メートルを対象に発掘が行われ、
弥生時代の竪穴住居跡3カ所と周溝墓12基などを発見した。
第1次調査(2004年度)では周溝墓7基すべてが四辺のある「方形」だったが、
今回は「前方後方形」や「前方後円形」も見つかった。
周溝墓の変遷を考える上で貴重な資料になるという。
弥生後期の井戸跡や貯蔵施設の土坑から、
くわの先端部やすきなどの木製農耕具も出土。
東北では中在家南遺跡(仙台市若林区)で
弥生中期の木製農耕具が見つかっているが、
後期のものは珍しいという。
発掘調査は、国が進める会津縦貫北道路建設に伴う
埋蔵文化財の記録保存が目的。
◎河北新報 2009年10月15日
http://www.kahoku.co.jp/...
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