長野・出川南遺跡 礫床木棺墓1基が出土
松本市教育委員会は15日、同市出川町の出川南遺跡で、
弥生時代中期とみられる礫床(れきしょう)木棺墓1基が
出土したと発表した。
県内を中心に出土例がある埋葬法で、
棺の底部に礫(直径10センチほどの石)を敷いてあるのが特徴。
県埋蔵文化財センター(長野市)は
「この地方特有で、全国的には特殊な形式」としている。
市教委によると、見つかった墓は2メートル×1メートル程度で、
底部に多数の礫が敷いてある。
上部に、四角い木の枠を埋めたとみられる穴があり、
穴の中の土から人骨とみられる破片が見つかっている。
同センターによると、同様の墓は4月末現在、
県内10遺跡で91例出土。
市内での出土例は今回で4遺跡目となる。
県外では群馬県の8遺跡で116例見つかっている。
いずれも弥生時代中期から後期にかけてで、
「礫の上に遺体を安置した可能性がある。
墓全体の構造を解明することが今後の課題」としている。
発掘調査は市道の建設工事を前に4月に開始、本年度中に終える。
約2500平方メートルを調査する予定で、
これまでに約千平方メートルを終了。
古墳時代中~後期の竪穴住居跡、
土器を棺にして埋葬したとみられる縄文時代晩期の
土器棺墓なども見つかっている。
◎信州ライブオン(信濃毎日新聞) 2010年9月16日
http://www.shinshu-liveon.jp/...
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