茨城・南台遺跡 竪穴住居16棟など確認
筑西幹線道路の建設に伴う筑西市大塚、深見の
南台遺跡発掘調査で、古墳時代前期から中期にかけた
竪穴住居16棟が確認され、さらに古墳時代後期とみられる
直径20メートル級などの円墳11基が見つかった。
調査を担当した東京航業研究所文化財調査課の
渡辺久生副主幹は「集落として生活の場に使われていたが、
何らかの理由で一気に古墳群になったことがうかがえる」と話す。
調査は約5188平方メートルを対象に、
8月17日から11月中旬までの予定で行われている。
住居跡は比較的規模の大きなものが多く、
約8メートル四方の大きな遺構が3棟発見された。
住居跡からは土師(はじ)器など多くの土器が出土し、
ほかに4世紀末ごろの土器製の五徳が6個発見された。
土器製は珍しいという。
古墳からは石室や副葬品などはほとんど見つからなかったという。
住居跡からは焼けた柱などが出土したことから、
集落が火災に遭ったか、集落を移転する際に焼き払った可能性もあるという。
◎茨城新聞 2010年10月29日
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